Art Circle 2008/9
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8月の課題「マンガ&絵本」に関しましてお話いたしましょう。

これは子供達、皆に共通することですが…
「自分の作り出すものに自信がない」あるいは
「見られると恥ずかしい」という傾向が見られます。
アートは自己表現ですから、恥ずかしいと思うと「自分の存在が恥ずかしい」
ということになります。
私達大人は、決してこれを思わせてはなりません。

テストの場合は明らかに正解があり、皆を同じ基準で見ていきますので、上下を意識し
やすくなります。
しかし「人」は、同じ基準で判断することができない存在です。
「上・下」がないところに「魅力」や「個性」は存在するからです。

子供の頃は誰もが好きな「マンガ」。どうしてかというと、自由に好きな世界を広げられる
からです。そう、現実は簡単にいかないことばかりですから。
心の中に芽生えてくる「こうだったらいいのに…」「これがもっとこんなになっちゃったら
面白いのに!」などなど…。そういったことを自由に話せたり、自由に描けたりすることは、
心の整理にとても役立ちます。
「夢」は現実にあったことを整理するために見る…と言われていることと、少し似ていますね。

バカバカしい表現は、それを重ねてこそ素晴らしい表現やアイデアに
つながります。
無数のバカバカしい表現もなく、いきなり素晴らしい表現をし始めること
は「100%ない」とお考え下さい。

私達大人は、小学生だからこそ許される、中途半端で下らないような表現を、もっともっと
飽きるまでさせるべきなのです。下らないことを経験して「それはもうやらない」と
思えることと、「やったことないけど、やっちゃいけないから…」というのとでは、
全く意味が違ってきます。上手なマンガや絵本が描けることが素晴らしいことではありません。

「あ〜、この子はこういうことが気になるんだろうな!」ということが
100%こちらに伝わってくる…そういう表現ができることこそが、
この上なく素晴らしいことです。


1日1日を無駄なく、100%あなたのままで生きて下さい! こうすることのどこに
「自信がなく、恥ずかしい」ということがありましょうか?
 アートに評価点をつける
ことは本人を否定することになりますので、くれぐれも注意が必要なのです。
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